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【13.04.05】超党派の国会議員で「こどもの城」視察

視察する笠井議員ら
 日本共産党の笠井亮衆院議員、田村智子参院議員らは5日、厚生労働省が2014年度末で廃止を計画する国立総合児童センター「こどもの城」(東京都渋谷区)を見学しました。見学は、利用者らでつくる「こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続を願う有志の会」が、国会議員に呼びかけて開いたものです。笠井、田村両氏のほか、社民党の福島瑞穂参院議員が参加し、保育関係者も同行しました。
 笠井氏らは、施設を運営する財団法人児童育成協会の藤田興彦理事長から「『こどもの城』には、子どもの健全育成のための遊びのプログラムを作成し、それを全国の児童館に普及して児童館職員やボランティアを養成する役割がある」と説明を受けました。
 その後、親子連れでにぎわう屋上遊園や造形スタジオなどを見学。遊びに来ていた母親から「『こどもの城』を残してください」と声をかけられた笠井氏は「全国の児童館のセンターである『こどもの城』は子育て世代のよりどころです。超党派の国会議員で力を合わせて、国に責任を持って存続するよう迫りたい」と話しました。
 田村氏は「親子で一日中遊べる施設はとても貴重です。育児に悩む母親同士のつながりもできる『こどもの城』を守らないといけない」と語りました。
(2013年4月6日「しんぶん赤旗」より)

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