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【12.10.07】核兵器廃絶の遺志継ぐ

東友会が追悼のつどい

 
 東京都原爆被害者団体協議会(東友会)は7日、2012年原爆犠牲者追悼のつどいを葛飾区の青戸平和公園で開き、250人が出席しました。
 つどいでは、品川区の東海寺境内から同公園に移転した東京の原爆犠牲者の追悼碑を除幕。飯田マリ子会長は「被爆から67年を迎え被爆者は老齢病弱化が進んでいる。都内の被爆音は6758人、平均77歳になった。再び被爆者をつくらせないため、核兵器廃絶、被爆者援護法改正、原発ゼロ実現をめざし運動の前進を誓う」とあいさつしました。
 出席者が献花し、青木克徳区長、東京都、広島市、長崎市の代表があいさつしました。
 この1年間に亡くなった被爆者の遺族を代表して、故長岡和幸前副会長の遺族が「父の活動を手伝うなかで原爆の悲惨さを知り、子どもたちにも伝えねばと思った。父が生涯をかけ核廃絶を訴えた遺志を、私たち2世、3世も継いでいきたい」と述べました。
 各党代表が出席。日本共産党から笠井亮衆院議員、田村智子参院議員、大山とも子都議団幹事長、各区議団の代表が出席しました。笠井氏があいさつし、「核戦争の生き証人としてのみなさんの訴えが世界を変え、圧倒的多数の国が核兵器禁止条約を求めています。被爆国日本の政府こそ先頭に立つべきです。核兵器廃絶と即時原発ゼロに全力をあげる」と話しました。
(10月9日「しんぶん赤旗」より)

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