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【12.02.14】衆院憲法審査会の開催を見送りに

「国民は改憲を求めていない」と反対を主張

 改憲原案を審議する衆院憲法審査会(大畠章宏会長)の幹事懇談会が14日、国会内で開かれました。民主党の小沢鋭仁幹事が16、23両日に開催を提案しましたが、協議の結果、16日の開催は見送り、21日の幹事懇談会で改めて話し合うことになりました。

 幹事懇のなかで、自民党の中谷元会長代理は、参院の憲法審査会が15日に開かれることなどを理由に、衆院でも審査会を開催するよう強く要求。これに対し、日本共産党の笠井亮議員は、国民は改憲を求めておらず、審査会そのものを動かす必要はないとの立場から、強く反対しました。また、衆院予算委員会の審議が止まっていることにもふれて、「このまま審査会の議論を進めるべきではない」と批判しました。

 各党も「拙速にやるべきではない」(社民)「強行するのはよくない」(公明)などと表明。大畠会長は「状況を見定める必要がある」と述べ、21日に幹事懇を開き、23日に審査会を開催するかどうかも含めて、今後の進め方について再協議することになりました。
                   (2012年2月15日付「しんぶん赤旗」より)

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