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【11.01.04】「本物の改革」が必要

日本共産党が新春第一声

 
 日本共産党中央委員会と党東京都委員会は4日、東京・新宿駅東口で新春第一声の街頭演説を行い、笠井亮衆院議員、田村智子参院議員、大山とも子都議が、4月のいっせい地方選挙で新しい政治の流れを日本共産党の躍進でつくりだしたいと表明しました。
 笠井氏は、「国民が主人公」の国づくりが進むブラジルと対比して、不当解雇や学生の就職難で閉塞(へいそく)感が覆う日本で「本物の改革が必要なときだ」と指摘しました。
 菅直人首相が4日の会見で消費税増税を含む税制抜本改革の結論を6月までに出すとしたことについて笠井氏は「これでは暮らしも経済も悪くなるだけだ」と批判。「財源というなら、大企業減税をやめて大企業に応分の負担をさせ、軍事費の思い切った削減の旗を掲げて、消費税増税をストップさせよう」と述べ、政治や外交での古い政治からの転換を訴え、拍手に包まれました。
 田村氏は昨年末、東京・羽田空港近くで日本航空の労働者の不当解雇撤回を求める抗議行動に笠井氏とともに参加した体験などをふまえ、「人間らしく働ける新しい日本、道理のある日本経済をめざそう」と呼びかけました。
 大山氏は、石原都政12年間で福祉費が大幅に削減されたが、一般会計6兆円の豊かな都財政を生かせば、福祉と雇用を充実できるはずだと述べました。司会は、あべ早苗新宿区議が務めました。
 演説を聴いた東京・稲城市在住の男性(82)は「私は身体障害者で、生活は最低ライン。共産党が一生懸命がんばって福祉を充実させてほしい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」1月4日付けより)

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