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【10.11.12】「就活シンポ」実行委の厚労省要請に同席

学生就職難 改善を

(2010年11月13日「しんぶん赤旗」より)

 東京都内の学生でつくる「12・5やっぱ、おかしい日本のシューカツ! 学生がホンネで語ろう! 就活シンポ」実行委員会は12日、厚生労働省に対し、学生の就職難を改善するための施策実施を求めました。
 細川律夫厚労相に提出した要望書は、(1)企業が採用活動のなかで労働条件を明示するよう指導する(2)学生、若者が労働者の権利を学べるよう手立てを講じる(3)労働基準法を守らず離職率が高い企業への指導強化(4)最低賃金を1000円に引き上げられるよう中小企業を援助する(5)労働者派遣法の抜本改正―などを求めています。
 参加した学生たちは「面接で怒鳴られる、『音大生は遊んでいたでしょ』と言われ落とされた学生もいる。圧迫面接はパワハラです。是正指導をしてほしい」「学生が就職する前に、労基法を守らない企業名を情報提供してほしい」と要望しました。
 対応した厚労省の担当者は、「新卒者の就職難がきびしい状況だと認識している。今回聞いた意見を参考に、引き続き対応を考えていく」と答えました。
 要請には日本共産党の笠井亮衆院議員が同席しました。

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