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【10.07.17】政党助成金は福祉に

TBS系番組で笠井議員が主張

 日本共産党の笠井亮衆院議員は15日夜、TBS系「ずばッとコロシアム」に出演し、参議院選挙後の国政の行方について、各党出席者と議論しました。

 番組は、いくつかの質問に国会議員と視聴者が、YESかNOで答える形式。「消費税増税はやはり必要だ?」の問いに視聴者からの回答は「NO」が圧倒的多数でした。

 同じく「NO」をかかげた笠井議員は「増税でなくて、とるべきところからきちっと取れということ」と発言。「生活を切り詰めている方がいる一方で、会社役員で1億円以上もらっている人が2千万円の減税をうけている。そこが今度、法人税を下げてもらおうというわけだ」と指摘しました。

 笠井議員は「国会議員の定数削減」にNOと回答。「比例定数80議席減がいわれるが、これは6割の民意が削られるということ。80人減らして56億円の削減をいうなら、政党助成金の320億円をやめて障害者福祉に回すべきだ」とのべました。

 政党助成金をめぐっては、「政党が税金で養われるようになったら、議会政治の自殺だ」(たちあがれ日本・片山虎之助参院議員)「導入時、企業献金をやめるといったはず」(新党大地・鈴木宗男衆院議員)と発言が相次ぎました。

 政治評論家の岩見隆夫さんは民主党の出席者に「臨時国会を開き、予算委員会、党首討論をやって、選挙で言いっぱなしにするのではなく、消費税にしろなんにしろ議論してほしい」と注文。これを受けて、笠井議員は「松原(仁・衆院予算委筆頭理事)さん、予算委員会開きましょうね」と、念押ししました。

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