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【09.06.09】原爆症認定訴訟原告団の座り込みを激励

訴訟の一刻も早い全面解決求めて

 
「全面解決まで退かないぞ」-。原爆症認定集団訴訟の原告、被爆者らが9日、厚生労働省前の日比谷公園(東京都千代田区)で、訴訟の一刻も早い全面解決を求める第2次座り込みを開始しました。5月26日からおこなった第1次座り込みに続くもので、12日まで夜を徹しておこないます。日本共産党の笠井亮衆院議員が駆けつけ、激励しました。
 全国原告団の山本英典団長(76)が座り込み開始を宣言。「座り込み期間中に、政府が全面解決、原告全員救済の手立てを講じるよう要求していく」とのべ、「たたかいは東京高裁判決への国の上告断念で終わったわけではない。被爆者共通の願いの実現に向け、4日間頑張りぬこう」と訴えました。
 全国弁護団連絡会の宮原哲朗事務局長は「敗訴や未判決の原告が救済され、認定基準の再改定で24万被爆者が救われて初めて裁判が成果をあげたといえる。原告全員救済、基準再改定を最後まで離さず、たたかおう」とよびかけました。
 座り込みには、広島、長崎、熊本の原告をはじめ、原告、被爆者60人と支援者、あわせて100人が参加。全員で「原爆を許すまじ」などを歌い、「国は原爆被害を償え」と唱和しました。〔しんぶん赤旗6/10付より一部修正〕

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