「気候保護法」の制定を求める請願第一次提出セレモニーであいさつ
笠井亮衆院議員は27日、「MAKE the RULE キャンペーン」実行委員会が国会内で開いた「気候保護法」の制定を求める請願第一次提出セレモニーに出席し、あいさつしました。
請願の内容は、京都議定書の6%削減目標を守り、2020年には1990年比で30%、2050年には50%の削減をすること、そのために、再生可能エネルギーの比重を高め、炭素税、排出量取引制度、固定価格買取制度などの導入を求めています。
笠井氏は、今日のセレモニーは、画期的でタイムリーで的を射たものとして、三つのことを強調しました。
一つは、地球温暖化抑止のために実効ある法律を作ろうと国会に請願が寄せられたことははじめてであり画期的であること、二つに、本日、政府の中期目標検討委員会が開催され、日本の中期目標に関する案が提示されること、また、29日から次期枠組みについて議論する国連作業部会が開かれるという点でタイムリーであること、三つは、3月17日付の全国各紙に経団連などが、過大な削減目標は国民負担を大きくするなどとした意見広告を掲載するなどの逆流がおこっているもとで、だからこそ温暖化抑止のルールが必要であり、この点で請願内容は的を射たものであると述べました。
この日集まった署名は全部で80589筆。笠井氏は、実行委員長であるシロクマのシロベエから署名を受け取りました。