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【09.01.15】非核の政府を求める会が常任世話人会

2009年1月17日の「しんぶん赤旗」より

非核の政府を求める会は十五日、東京都内で常任世話人会を開きました。
会議では内外情勢について活発に討議。オバマ米次期大統領の科学問題担当補佐官となるホルドレン教授がパグウォッシュ会議の講演などで「核軍備管理の行き詰まり打破」「核兵器の削減・廃棄」を主張してきたことが紹介され、今後、新政権への影響が注目されると指摘。またドイツのシュミット元首相やワイツゼッカー元大統領ら四氏が党派を超えて「核兵器のない世界にむけて、ドイツの見解」を発表したことが詳しく報告され、日本政府こそ、米・欧の核兵器廃絶提言に協調し、積極的な役割を果たすべきだと強調されました。
世界と日本のどんな問題でも、これまでのやり方が運用しなくなった情勢のもと、いまだにアメリカいいなりにしがみついている日本政府の姿勢は重大と批判。「世界と日本の大きな転換期」を迎えたいま、日豪の「核不拡散・核軍備撤廃に関する国際委員会」への要望でも、原爆症認定集団訴訟の一括解決要求でも、大いに攻勢的にとりくむときとの発言がありました。
「マレーシアの大学で原爆展を開き、学生らの間に『核兵器のない世界を』国際署名が大きく広がっている」(原水協)、「反核医師のつどいに過去最多の五百七十二人が参加、新たに学生部会を結成した」などの運動の広がりも紹介されました。
第二十四回全国総会の日程を六月八日(月)に変更することなどを確認しました。

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