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【08.02.23】TBS「サタデーずばっと」に出演

イージス艦事故=軍事優先の自衛艦を批判

 発言する笠井議員
日本共産党の笠井亮衆院議員は23日放送のTBS系番組「みのもんたのサタデーずばっと」に出演し、海上自衛隊イ-ジス艦「あたご」の衝突事故について、国民の命と安全に対し「そこのけ、そこのけ」と軍事を優先するものだと批判しました。
番組では、イージス艦衝突事故で「自衛隊の何が問題?」がテーマになりました。
笠井氏は「潜水艦『なだしお』の衝突事故の教訓がまったく生かされていない(神奈川・三浦半島と千葉・房総半島の間にある)浦賀水道を一日500隻から700隻、年間で25万隻の船が通る。そこへ自動操舵(そうだ)で行くというのは『軍事優先で行く、あとは漁船がよけてくれ』というものだ」「漁民の安全を守れずして日本を守る資格はない」と述べました。
自民党の山本一太参院議員が「石破茂防衛相は防衛改革を進めてきた」と擁護したのに対し、笠井氏は「石破大臣に、自衛隊に厳しく対処する資格があるのか。(自衛隊の)情報をうのみにして、それをたれ流している。大臣失格といわざるをえない」と批判しました。
海洋問題研究家の山田吉彦氏は、衝突事故をおこしたイージス艦について「他の船への配慮が感じられない航跡だ。(船団を前にして)自動操舵での直進は考えられない」と指摘。「大きい船だから優先だと国際的に明文化された法律はない。法に従い、国際ルール、慣習に従い運行すべきだ」と述べました。(2008年2月24日/しんぶん赤旗より)(写真はTBSのテレビ放送から)

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