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【07.11.29】築地市場移転問題で訪問・懇談

質問主意書・答弁書とどけ意見を交換

意見をかわす笠井議員
 東京都中央卸売市場築地市場の移転問題で、志村孝美中央区議団長らとともに、水産仲卸業者でつくる「市場を考える会」の役員や、青果関係者、東京中央市場労組などを訪問、実情を聞き意見をかわしました。
 笠井議員はこのほど提出した質問主意書と福田内閣の答弁書を手渡し、土壌が汚染された用地への移転について東京都とともに国の責任が問われていることをただしたことを紹介。答弁書で政府が、食の安全性についての科学的見地や、市場関係者・消費者の理解の重要性に言及せざるをえなかったことや、それでいながら国自身が安全性を判断する科学的根拠について研究・検討すらしていないことが明らかになったことなどを示して、ご一緒にさらに運動を広げましょうとよびかけました。
 訪問先では「どうも、どうも」などと歓迎を受け、「“築地”は世界のブランド。なんとしても守りぬきたい」「土壌汚染が問題になっているところに移転したのでは信用が台無しになってしまう」などの声があがりました。東京中央市場労組(東中労)では「答弁書が出た27日がちょうど農水省との交渉の日だったのですが、市場関係者の理解や合意の重要性を国に認めさせたことはほんとうに重要だと思います」との声も。
 笠井議員は握手をかわしながらいっそうの奮闘を約束しました。

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