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【07.01.01】「首都の議席の重み」

2大選挙の年明けにかみしめて

 新しい年いかがお迎えでしょうか?
 早いもので、東京都民の願いが詰まった衆議院の重いバッジをお預かりして一年四ヵ月。国会で、都内各地で、「赤旗まつり」会場で、昨年も暖かい激励を頂き、「この国会に日本共産党あり」、「首都東京に議席あり」と痛感した一年でした。
 
 小泉政権から安部政権へ。数におごり、改悪教育基本法や「海外派兵隊」づくりを強行し、庶民には負担増と増税、残業代ゼロまで狙う自公政治。様々な場面で悪政をともに進めた民主党。そんな政治のたそがれが見えてきたなかでの新年です。

 「共産党がいなかったらもっとはやくいったのに」――臨時国会閉幕の翌日、中山太郎衆院憲法調査特別委員長が私にいいました。教育基本法改悪や改憲の動きに正面から論戦を挑み、暮らしの問題でも政治を動かしてきた日本共産党。この党さえいなければ、もっと早く九条改憲の条件をつくる手続法も継続審議ではなく通せたのにという悔しさが滲んでいます。

 国会での「やらせ質問」問題、都議会での石原都知事の都政私物化と無駄使いを告発したことに、与野党議員から「さすが共産党の調査能力」と感嘆の声を聞きました。

 東京の諸団体、住民、地方議員のみなさんと連携して、私自身も昨年は六十三回の国会質問・討論にたち、交渉や調査にも参加し、首都に広がる格差と貧困、教育など深刻な現実との果敢なたたかいをともにする議席の重みを感じています。

 いよいよ、いっせい地方選と参院選の年。この「共産党に議席を与えるな」と森元首相が東京選挙区での自民党複数立候補を促すなど、悪政推進勢力も必死です。

 新しい政治への転機とするには、首都の議席の重みをもっと増さなければ。吉田万三東京都知事誕生といっせい地方選勝利、谷川智行さんをはじめ五人の比例代表、東京の田村智子さん必勝へ、私もエンジン全開です。今年もよろしくお願いいたします。

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