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【06.04.22】2回目の駅バリアフリー調査、視力障害者のみなさんと3つの駅をまわりました

穀田恵二衆院議員、小林みえこ参院議員とともに

 秋葉原駅を調査する笠井議員ら
本文は、2006年4月23日(日)「しんぶん赤旗」より

駅のここが不安、ここは安心
障害者・党議員がバリアフリー調査

 日本共産党国会議員団は二十二日、つくばエクスプレス秋葉原駅、日比谷線・霞ケ関駅、大江戸線・六本木駅で駅バリアフリー調査を東視協(東京視力障害者の生活と権利を守る会)の人たちと行いました。調査には笠井亮、穀田恵二の両衆院議員と小林みえこ参院議員が参加しました。

 つくばエクスプレスの改札口には案内カウンターしか設置されていません。東視協の山城完治事務局長は「有人改札も別にあった方が安心できる」と述べました。可動式ホームさくには号車数とドア番号の点字がついています。織田洋事務局次長は「降りたときに自分の位置がわかるので安心。私たちの意見が反映されている」と話しました。

 六本木駅は地上に出るまでエレベーターの乗り継ぎが二回あります。東視協役員の栗山健さんは「ぐるぐる回って地上に出ると、自分がどこにいるのかわからないので不便。エスカレーターは視覚障害者には危険だと事業者は言うが、実際使用するとエスカレーターの方が安全。毎日利用する人の声を聞いてほしい」と訴えました。

 笠井衆院議員は「昨年開業した『つくばエクスプレス』は障害者の方々の声を反映しているのを感じた。一方で、障害者の立場からは不便さも残る。障害者と事業者の知恵を出し合ってより安心できる仕組みをつくることが必要だ」と話しました。

 小林参院議員は「審議中のバリアフリー法案の規定では障害者の意見を聞くという規定がない。今回の調査で障害者と事業者の意見が食い違うところもあった。これからも声を聞いて要望を反映していかなければいけない」と述べました。

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