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【12.05.10】東大で講演

原発ゼロへ歴史を動かそう

 日本民主青年同盟東京大学班は10日、「原発ゼミ連続講演会」の一環として、日本共産党の笠井亮衆院議員を招き講演会を開きました。
 笠井氏は「原発50基が止まってすでに5日間。日本中が“原発依存ゼロ”の生活を体験している。今度は稼働ゼロから原発ゼロヘ歴史を動かそう」と語りました。
 参加した学生は「この夏を原発ゼロで乗り切れるのか」「使用済み核燃料はどこで処分したらいいか」「日本は1年前から稼働ゼロに備えて自然エネルギーを増やすべきだったのでは」などと質問。
 笠井氏は「原発ゼロを決断してこそ、節電も自然エネルギーヘの転換も、本気で追求できる」として、欧州の取り組みを紹介。「同じ資本主義でも欧州の方が先を見通して挑戦しようとしている」と語りました。
 ある学生は「外国では早々に脱原発を決めたのに、日本の政府・財界にいまだ推進の動きがある状態に、日本社会の問題を感じた」と語っていました。
 民青東大班は、6月には安斎育郎立命館大学名誉教授(東大原子力工学科I期生)、和田武・日本環境学会会長らを招いて「原発ゼミ講演会」を行う予定です。
(5月16日「しんぶん赤旗」より)

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