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【11.04.18】六本木に基地いらぬ

麻布米軍ヘリ反対 実行委が集会

 
 東京都心の港区六本木にある麻布米軍ヘリ基地の撤去を求め18日、区内の労働組合や民主団体、平和団体でつくる実行委員会が青山公園で集会を開きました。約100人が参加し、基地を望む場所からトランペット演奏に合わせ「六本木に米軍基地はいらない」と書かれた300個の風船を放ちました。
同基地(3万1670平方メートル)は、国立新美術館などに隣接。横田基地所属の軍用ヘリが頻繁に離着陸するなど墜落の危険と騒音が問題になっています。
川崎悟実行委員長は 「新美術館利用者やヘリ飛行ルートの自治体の人たちにも呼びかけ運動を広げよう」とあいさつ。沖縄県名護市のヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は「米軍への思いやり予算は東日本大震災の被災者支援に、麻布ヘリ基地も支援に全面的に開放を。一緒に沖繩から、日本から米軍基地をなくしましょう」と訴えました。日本共産党の笠井亮衆院議員は「ヘリ基地はいらない、普天間基地はいらないとはっきり言える政治に」と呼びかけました。
 参加者は集会後、デモ行進しました。初参加の同区白金の女性(70)は「一日に何回も飛んでくるのはうるさいし、怖いです。基地はなくしてほしい」と話しました。
 同実行委員会は14日に、都、国、米大使館に対し同基地の撤去と区民への開放などを要請しています。
(「しんぶん赤旗」4月19日付けより)

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