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【11.01.27】学生の就職難打開を―厚労省から説明聞き対策を要望

「就活シンポ実行委員会」の学生らと

厚労省から説明を聞き要望
 今春の大卒者の就職内定率が過去最低となるなか、東京都内の学生でつくる「学生がホンネで語ろう! 就活シンポ実行委員会」の代表らが27日、政府の新卒者支援について説明を受け、懇談しました。日本共産党の笠井亮衆院議員が同席しました。
 厚生労働省の担当者は▽新卒応援ハローワークを全国に設置▽ジョブサポーターを倍増▽既卒者を新卒扱いする企業への奨励金―などの支援策を説明。「卒業前最後の集中支援」として▽未内定者の正規採用で100万円の奨励金▽未内定者への個別支援▽就職面接会の追加開催▽東京、大阪、名古屋で土曜日の特別相談―などを行うとのべました。
 大学・経済界・政府でつくる「新卒者等の就職採用活動に関する懇話会」の次回日程は未定としました。
 同実行委員会の女性(22)は「一刻も早く、3者の懇話会を開いて、就職活動の開始を遅らせてほしい」と要望。笠井議員は「大企業にも追加募集などの採用増を働きかけてほしい」とのべました。
 参加者からは「ジョブサポーターが1年の有期雇用では経験が蓄積されない」「外国語大学でも学生が留学しない。就職活動が早すぎる」「東京に大学・短大が約180校あり、ジョブサポーターが76人では足りない」などの意見が出ました。
(1月28日「しんぶん赤旗」より)

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