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【10.09.24】民意に応える国会に―民主党国対に指摘

(2010年9月25日「しんぶん赤旗」より)

 日本共産党の穀田恵二国会対策委員長と民主党の鉢呂吉雄国対委員長が24日、臨時国会の内容と運営をめぐり国会内で会談しました。

 鉢呂氏が10月1日から臨時国会を召集したいと申し出たのに対して穀田氏は、今度の臨時国会の趣旨や目的を明確にし、2010年度補正予算をいつまでに提出するのかなど国会運営の全容を示すべきだと指摘。10月4、5両日に開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議や、菅直人首相が年内に結論を出すと言及した衆議院の比例定数削減についてもどういう対応をとるのかただしました。

 鉢呂氏は、審議を求める重要法案などは協議中であり、円高、デフレ、雇用問題で補正予算を組んで対応することが検討されていると説明。定数削減については「党内で協議中だ」と話しました。

 穀田氏は、「今度の国会は円高・デフレ対策、経済危機突破という点で取り組みが求められる。経済対策の中心は国民の懐を温かくすることが肝心だ。特に雇用問題で言えば労働者派遣法の抜本改正で、非正規労働者をモノのように扱うやり方をやめさせることが重要だ」と述べました。

 また、米軍普天間基地の問題で「沖縄県民の総意をどうくみ取って対応していくのかが問われている」と指摘。国民の期待に応えられる臨時国会の内容と運営を行うべきだと強調しました。

 会談には民主党の牧野聖修国対委員長代理、日本共産党の佐々木憲昭、笠井亮両国対副委員長が同席しました。

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