(2010年12月17日(金)「しんぶん赤旗」より)
冬の曇り空の下、一段と冷え込みが増した16日、後期高齢者医療制度廃止を求める座り込み(厚生労働省前)を日本共産党の笠井亮衆院議員と田村智子参院議員、小池晃政策委員長が激励しました。全国老後保障地域団体連絡会(老地連)と東京都老後保障推進協会(都老協)が取り組んだもので、昨日から48時間にわたって続けられています。
笠井氏は参加者の手を握って、「高齢者のみなさん、怒りの座り込みご苦労さまです」とあいさつ。「今年もまたやむにやまれず高齢者が寒空に座り込まなければならない今の政治とはいったい何なのか」と後期医療廃止も老齢加算復活も公約に背いている民主党政権を批判しました。
田村氏は、背中を丸めて官庁前を通りすぎる人たちにハンドマイクで呼びかけました。「長生きする人が増えることを問題視するような、血も涙もない政治を変え、これ以上高齢者を追いつめるのを許さない声を国会に届けてください」と訴えました。