最終盤の3日間、30カ所で支持を訴え
11日投票の参院選で、消費税増税に反対するきっぱりとした国民の審判を示すことが、いよいよ重要になっています。消費税増税について菅直人首相は「議論を呼びかけているだけだ」と言い、まだ先の話だと描こうとしてきました。しかし、民主党は単独でも来年3月までに消費税増税の具体案をつくり、増税法案を国会で通す計画を立てています。事態は先の話ではなく、今回の参院選での選択にかかっています。
日本共産党の笠井亮政策委員会副責任者・衆院議員は、選挙最終盤の8日から10日の3日間、東京など30カ所で街頭演説。大平内閣当時の1979年、一般消費税問題が浮上した際、日本共産党が総選挙で大躍進し、増税計画を撤回させた事実を指摘。当時の週刊誌が「共産党勝って『増税なし』サンキュー」と書いたことも紹介し、「日本共産党の躍進で、増税なしの結果をつくろう」と訴えました。