アメリカ、財界・大企業にはっきりモノを言える政治を
首都東京での労働運動の発展に寄与する立場から、地域・職場から社会変革のための学習運動を広げるために活動している「東京学習会議」。その第42回総会の学習講演で「国政・国会の現状をどう見るか」と題して講演しました。普天間の米軍基地問題、日本共産党の訪米団の活動、「政治とカネ」、暮らしの問題、共産党を封じ込める二大政党制への企みの失敗などにふれて国政・国会の現状を報告。そして、民主党政権も自公政権と根っこが同じで「抑止力」や「国際競争力」という呪縛の枠を抜け出せず、アメリカ、大企業・財界にモノが言えない政治であると指摘し、民主党政権への「期待が失望に、失望が怒りに」、「自民党政治への逆戻りはゴメン」というのが今の国民の気持ち。目前に迫った参院選は、自民党政治の退場、民主党政権の迷走と裏切りのあとで、国民がどういう選択をするかの重要な選挙とのべ、アメリカにも財界大企業にもはっきりモノが言える政党、日本共産党の役割と前進の意義を語りました。