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【08.05.21】米軍基地内ゴルフ場の撤去を要求

座間基地からのゴルフボールが男児の顔に当たる

ゴルフボール飛び出しで政府の対応をただす
 神奈川県の米軍キャンプ座間内のゴルフ場(相模原市)から飛んできたゴルフボールが小学六年生の男児の顔に当たった事件(十五日)に関連し、日本共産党の笠井亮議員は二十一日の衆院外務委員会で、何度再発防止策を繰り返しても事件が根絶されないと批判し、ゴルフ場の撤去・返還を求めました。
 笠井氏は、相模原市は昨年十一月にも、基地内ゴルフ場の返還とともに、コースレイアウトの見直しなどの危険防止策を求めていたことを示し、要請に基づいて米側と協議したのか追及しました。
 防衛省の地引良幸地方協力局長は、二〇〇二年度からの六年間で、同様の事故が同基地周辺で九件発生したことを明らかにしましたが、米側と協議については、説明できませんでした。
 笠井氏は「(協議を)やっていないということだ。怠慢だ」と批判。米軍基地内ゴルフ場(全国十カ所)は、米軍だけでなく自衛隊員まで利用しており、〇六年度だけでも千四百人、五千二百回にものぼることを指摘し、中止を求めました。
 地引局長は「米軍との友好親善」を理由に今後も続ける考えを示しました。高村正彦外相は、笠井氏のゴルフ場撤去・返還要求に対し、「米軍人の士気、能力の維持が目的で、問題だと考えていない」と答弁。笠井氏は「国民の理解と納得は得られない」と批判し、撤去・返還を重ねて求めました。(2008年5月22日/しんぶん赤旗より)
【会議録/bt_20080609175718.pdf

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