突然の辞任会見を永田町で聞く
「福田首相辞任」--「えっ」。1日午後9時30分。メールが飛び込んだ議員会館の事務所で、テレビをつけると、福田首相の記者会見が始まったところでした。
会見が終わったと思ったら、汗びっしょりの某紙記者が、飛び込んできて「官邸の会見室から走って来たんですが、コメントください」。
「うーん」と私。「ビックリしたというより、来るべきときが来たという感じですね。二代総理が続けて1年足らずで辞任とは、自民党政治が行き詰まりどころか、どん詰まり。自公政権が壊れてきたということでしょう」。
インタビューに答えながら、8月後半、都内各地で、お年寄り、働き盛りや青年、商売をやっているみなさんたちから聞いた、「もう限界」「何とかして」という悲鳴の声を思い起こしました。
小泉政権以来の「構造改革」路線の破綻、アフガンでのNGO「ペシャワール会」の伊藤和也さんの痛ましい事件。「大企業・アメリカ中心から国民中心へ。政治の中身を根本から変えるときです」。
国政の大問題を徹底議論して解散・総選挙へ。今度こそ、東京で二議席以上を。永田町で、歴史の激動の瞬間を感じながら、その決意を新たにしました。