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【08.07.28】ビジネスジェット機の普及と調布飛行場の活用について

国交省から聞き取り―調布市議、住民が同席

 国土交通省から「首都圏におけるビジネスジェット機の普及」に関して聞き取りをおこないました。これは、一部新聞が「首都圏にある空港に、(ビジネスジェット機)専用ターミナルを新設する検討を始めた。新たな空港用地を確保するのは困難なため、米軍横田基地(東京都)の共用化や、調布飛行場(同)、桶川飛行場(埼玉県)の利用などを視野に入れている」(2008年5月13日/読売新聞)と報道され、米軍横田基地や調布飛行場の利用などに関連して説明を求めたものです。
 説明には、調布市の井樋匡利市議と「飛行場問題を考える会」の代表らが同席しました。
 国交省の担当者は、5月30日付で「『ビジネスジェットの利用促進調査』の概要について」の記者発表をおこなったこと、その内容は、日本でまだ普及がすすんでいないビジネスジェットを普及する上での問題点及び課題を提起したもので、今後についてはなんら具体的なことは決まっていない。今後ビジネスジェットの普及が必要かどうかも含めて今後検討していく――と説明しました。当然のこととして、「米軍横田基地や調布飛行場の利用についてなんら具体的なことは決まっていない」ということでした。
 「ビジネスジェットの普及に際し、調布飛行場の利用はありうるのか」という質問に対し、「ビジネスジェット機は1,500~1,800mの滑走路が必要です。調布飛行場は滑走路が短く(滑走路600m)、滑走路を長くしない限り利用することはありえない」という説明でした。

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