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【08.03.28】圏央道トンネル入り口の土砂崩落現場を調査

自然保護団体と党国会議員団東京事務所、都議団

 
 東京都八王子市の高尾山南側の圏央道(首都圏中央連絡自動車道)城山八王子トンネル北川坑口付近で、工事現場の土砂と擁壁が崩落した問題で、高尾山への圏央道トンネル建設に反対する自然保護団体の代表が28日、現地調査に取り組みました。この調査には、日本環境学会の坂巻幸雄前副会長や日本共産党の国会議員団東京事務所所員、党都議団事務局員も参加しました。
 調査した自然保護団体「高尾山の自然をまもる市民の会」の橋本良仁事務局長、「国史跡八王子城とオオタカを守る会」の米田徳治事務局長は、トンネル入り口が土砂とコンクリートの塊、倒木で完全にふさがれ、崩れたがけ地に水が染み出しているのを確認しました。
 坂巻氏は「崩落した斜面まで入れないので、外側から見た状況では、もともと不安定な崖にトンネルの坑口をとりつけて、そこに水が回ってきて崩壊したのではないか。事前の調査も不十分だし、対策や設計にも問題があるのではないか」と話していました。
 崩落した現場付近は、今月の24日にトンネル北側坑口と作業坑が貫通したばかりでした。<「しんぶん赤旗」2008年3月29日付けから>
(写真は3月26日夜に起きた土砂崩落の工事現場)

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